日本肝臓学会より、2018年3月に「C型肝炎治療ガイドライン(第6.1版)」、2017年8月に「B型肝炎治療ガイドライン(第3版)」が発表されています。
C型肝炎については、2017年9月にゲノタイプ1型〜6型すべてに使用可能なパンジェノ型の新規経口抗ウイルス薬グレカプレビル/ピブレンタスビル配合錠が承認され、初回治療例・既治療例ともにほぼ100%の症例でHCVの排除が可能となっています。また、インターフェロンフリー治療によるHCV排除後の発癌抑止効果についても最近肯定的な報告が増えてきています。